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ぶらっくほすぴたる(跡地)
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季節は秋。今日は運動会。
「ねえヤンガス、お願いがあるんだけどさ」 妙に猫なで声で、フィリアが話し掛けてきた。 「な、何なんでげすかいきなり」 「実は、大玉が一つ足りないんだ。ヤンガス、大玉の代わりになってよ」 「そ、それは本気で言ってるんでげすか」 「勿論。ねえ、ヤンガスぅー、お、ね、が、い」 ウルウルした目で、フィリアが見つめる。 「うっ!…し、仕方ないでがす。あっしの尊敬する姉御のために、一肌脱ぎやしょう」 という訳で、ヤンガスが大玉として参加する事になったのだが…。 「本当にあっしで大丈夫なんでげすかい!?」 「大丈夫、大丈夫。君を送るのは、マイエラ修道院の聖堂騎士団の人達だから」 さて、大玉送り(一部ヤンガス送り)が始まると、さすが聖堂騎士団、ヤンガスの巨体などものともせず、ひょいひょいと軽々送れる…と思いきや、悪戯心が湧いたのか、一斉にヤンガスを落っことした! さあ、これからが大変な事に。 「!…てめえら、わざと落っことしやがったな!」 マジギレしたヤンガスが、 「ぜってえ許さねえ!まとめてボコボコにしてやるぜ!」 どこから持ってきたのか、巨大な岩をぼんぼん騎士団に向かって投げ始めた! 「やべえ!(ほんの冗談のつもりだったのに)ヤンガスの奴、マジギレしやがった!逃げろー!」 聖堂騎士団だけでなく、他チームの面々、更に観客までもがくもの子を散らすように逃げ去り、気が付くと、残っていたのはヤンガスと主人公のみであった。 「はあ…はあ…あいつら、恐れを成して逃げやがったな…」 「ごめんね、ヤンガス。まさかマイエラの人達が、あんな事すると思わなかったから…」 「姉御は悪くありやせん。気にしねえで下せえ」 「ありがとう。…ねえヤンガス、みんなが戻ってくるまでお弁当を食べながら待とうよ」 「そうでげすね」 という訳で(?)、フィリアとようやく落ち着いたヤンガスは、仲良くフィリアの手作り弁当を食べましたとさ。めでたしめでたし(?) ※これを漫画に出来たらいいなあと思ったり思わなかったりするが、私の画力ではとてもとても・゚・(ノД`)・゚・ PR |
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