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ぶらっくほすぴたる(跡地)
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※ヤン主SS(ククール未加入設定)
「どっこいしょっと。いやあ、いい月夜だ。姉御も腰を下ろしやせんか。…あ!しまったぁ!今日は弁当を持ってきてなかったんだ」 「おいおい、ヤンガス。今日はピクニックに来た訳じゃないんだ」 「そうでげした。すまねえ、姉御」 「いや、謝らなくてもいいんだけどさ。…確かにヤンガスの言う通り、いい月夜だね」 「姉御もそう思いやすか。あっしは、こんな月の綺麗な晩は、月見酒としゃれ込みてえでげす」 「いいね、それ。ドルマゲスを倒したらさ、もう一度ここに来ない?」 「えっ!?ふ、二人きりでげすかい!?」 「二人出来てもいいし、ゼシカや陛下、それに殿下もお誘いしてみんなでワイワイ宴会、っていうのもいいな」 「ああ、吃驚した。あっしはてっきり二人きりで来るもんだとばかり」 「ヤンガスは、みんな一緒の方がいい?」 「あっしは姉御がいいと思う方で」 「何遠慮してるのよ、ヤンガス。素直に『二人きりでデートしたい』って言えばいいじゃない」 「そ、そんな。あっしみてえな野郎が姉御と二人きりだなんて、恐れ多いでげす」 「…あーあ、フィリア、落ち込んじゃったわよ。…フィリアだって、私や王様達に、変に気を使わなくてもいいのに」 「私、別に気を使ったりなんて」 「あなた、顔にしっかり書いてあるわよ。『今度は、ヤンガスと二人で一緒に来たい』って」 「!」 「姉御…」 「あ…!見て!あそこ!」 「うわあ…!満月の光に照らされた月影の窓が、キラキラ光っているよ。…って、ヤンガス、どうしたの?」 「そんな…嘘だろ!?…信じたくねえ!あっしは信じたくねえ!」 「何言ってんだよヤンガス。ほら、こんな所で頭を抱えてないで。早く来ないと置いてっちゃうよ」 「うわあ姉御、それだけは勘弁して下せえ!あっしだけ置いてきぼりは嫌でげすー」 「はい、しっかり手を繋いで。…行くよ!扉の向こうへ!」 PR |
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